ドローンの飛行許可・承認申請には個別申請と包括申請があります。
申請方法については大きな違いがありませんが、包括申請のほうが飛行の柔軟性が高いです。
ただし、包括申請できない場合があるので、その時は個別申請をします。
個別申請
個別申請とは一回限りの飛行を行うための申請で、ドローンの飛行日、飛行経路を確定させて申請する方法です。
個別申請でしか申請できない飛行があります。
- ドローンを趣味で飛ばすとき(業務以外の飛行)
- 人口集中地区での目視外飛行
- 人口集中地区での夜間飛行
- イベントでの飛行 など
これらの飛行申請をする場合は個別申請をしなければなりません。
基本的には安全上のリスクが高くなるほど、個別申請のみとなり、許可を取ることも非常に難しくなります。
包括申請
包括申請とは業務での飛行であり、期間包括申請と飛行経路包括申請があります。
期間包括申請とは同一の申請者が一定期間内(最長1年)に反復して飛行を行う場合で飛行経路包括申請とは異なる複数の場所で飛行を行う場合の申請方法です。
業務での飛行とはどのような場合かというと、依頼を受けて空撮する、不動産の点検、工事現場の点検や記録、農薬散布などがあてはまります。
ただし、3か月を超える包括申請を行った場合、3か月ごとに飛行の報告をしなければならないので、注意が必要です。
自分の飛行方法が個別申請にあたるか、包括申請可能かを確認して申請しましょう。