2022年3月現在、ドローンの飛行に免許は必要ありません。
しかし、今後ドローン飛行レベル4を実現するために、2022年中に免許制度が整備される予定です。
免許制度がどのようなものになるか解説していきます。
レベル4の実現に向けた国の整備について
飛行レベル4とは人がいる場所での目視外の飛行を実現するものです。
そのために国は機体認証を受けた機体で、操縦ライセンスを有する者が操縦し、国土交通省の許可・承認によりレベル4を可能とするといったルールを明確化しました。
国土交通省の許可・承認はすでに整備されています。
機体認証については6月から始まります。(事前認証登録はすでに始まっています。)
あとは操縦ライセンス(免許)の実現です。
2つの免許制度
現時点では、操縦ライセンスは一等資格と二等資格の2つに区分される予定です。
一等資格はレベル4での第三者上空飛行に対応し、二等資格はレベル1からレベル3での飛行で、機体の種類や飛行方法を限定する予定になっています。
免許取得方法
操縦ライセンスを取得するためには、国が試験(学科及び実地)を実施し、技能証明を行う制度が創設されることとなっています。
他にも国の指定を受けた民間試験期間による試験事務の実施や国の登録を受けた民間講習機関が実施する講習を修了した場合は、試験の一部または全部が免除される予定となっています。
免許は16歳以上から取得が可能で、3年ごとの更新が必要になってきます。
最後に
今年中に免許制度が導入される予定となっています。
ドローンをすでに飛行させている方や、これからドローンの導入を検討している方も免許制度の導入に注視していきましょう。
まだまだ、ドローンを取り巻く環境は変わっていきそうです。
新たな情報があれば、また更新していきたいと思います。