行政書士は女性に向いている仕事

先日女性の行政書士の割合について記事を書きましたが、登録されている女性の行政書士の割合は約15%。

とにかく女性の割合が少ないのが現状です。

ですが、行政書士は女性に向いている仕事だと思います。

今回はその理由を説明します。

転職しようかな、仕事始めようかな、行政書士って何だろうと考えている方にぜひ読んでいただきたいです。

受験のハードルが低い

そもそも行政書士になるには、行政書士試験に合格しなくてはいけません。

この行政書士試験は以前記事に記載したとおり、学歴関係なく誰でも受験可能です。

中卒でも高卒でも主婦でも小学生でも受験可能です。

しかも資格のスクールに通わなくても独学で合格することが可能です。

例えば主婦の方でも子供が幼稚園や学校に行っている間にコツコツ勉強すれば合格できると思います。

すぐに独立開業できる

試験に合格できれば、すぐに独立開業することができます。

研修期間などもありません。

もちそんその分自分で業務については勉強する必要がありますが、開業してから業務の勉強をされている方がほとんどです。

しかも開業場所も自分で決めることができます。自宅で開業することも可能ですし、どこかに事務所を借りて開業することも可能です。

子育てしながらも働ける

行政書士は自分で業務量を調整できるので、自分のペースで仕事をすることができます。

例えば子育て期間中はセーブして、子育てが落ち着いたら業務量を増やしたりすることや子供が学校に行っている間に打ち合わせして、子供が学校から帰ってくる時間は自宅で書類を作成するなど、自分の生活スタイルに合わせて仕事をすることが可能です。

企業に勤めて、決められた時間で仕事しながら育児や家事をするのはやはり大変です。

有給日数も限られていますし、子供の病気で急に休みを取ることも多いと思います。そうすると、周りは何とも思っていないかもしれないですが、やはり少し肩身が狭い気持ちになるのではないでしょうか。

自分に合わせて仕事をできるというところが行政書士の強みです。

一生使える資格

先ほどの子育てにもつながるかもしれませんが、行政書士試験さえ合格していれば、いつでも登録開業することができます。

資格をとってから、5年後、10年後に開業することも可能なので、子育て中に資格だけ取っておいて、子育てがひと段落してから開業することも可能です。

また、子育て期間中だけ仕事を休止することも可能です。

定年などもないので、いつまででも仕事を続けられますし、自分が辞めたいときにいつでも辞めることができます。

人生100年時代と言われ、定年年齢は今後も上がっていくことになるでしょう。

そんなことも関係なく行政書士は一生使える資格です。

女性の行政書士を求める依頼もある

例えば離婚についてや遺言、相続についてなど、異性には言い辛いから同性の行政書士にお願いしたいという依頼者も少なくありません。

同性だからこそわかってもらえる、親身になって聞いてもらえる、話しやすいということもあるかもしれません。

個人的な問題はこのような傾向が高いと思います。

まとめ

行政書士は性別関係なく活躍できる資格です。

女性の行政書士が少ないからこそチャンスとも言えます。

少しでも興味があれば、開業するしないは別として、行政書士試験だけでも挑戦してみてはいかがでしょうか。